内容説明
国際的な学力調査であるPISAと、日本の中学校の国語科の全国学力・学習状況調査。この2つの調査を比較し、今後身につけるべき学力を考察する書。
目次
1 PISA調査の「読解力」とは(PISA調査の「読解力」の概要;キー・コンピテンシーと「生きる力」;PISA調査の「読解力」が日本の教育に与えた影響について)
2 PISA調査の「読解力」が日本の教育に与えた影響について(PISAの「読解力」調査における日本の生徒の問題点;PISA調査と日本の教育;全国学力・学習状況調査との関連;学習指導要領と言語活動の充実について;国語科の学習指導要領について)
3 全国学力・学習状況調査とは(全国学力・学習状況調査の日本の教育における役割;全国学力・学習状況調査の問題の特徴;全国学力・学習状況調査の今後の可能性)
4 全国学力・学習状況調査をめぐる問題について(結果の公表について;授業改善は進んだのか;児童・生徒一人一人の学力保証をどのようにしていくか)
5 今後の日本の教育について考える(中学校の国語科として育成したい言語能力;次の学習指導要領に向けて)
著者等紹介
岩間正則[イワママサノリ]
鶴見大学准教授。横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校副校長を経て、2008年4月より鶴見大学に勤務。平成20年告示の中学校学習指導要領国語科作成協力者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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