内容説明
ヒトのちから＋まちのチカラ。まちの変化とともに成長した百年企業１０社。経営者は何を思い、どう動いたのか。関東大震災、川崎大空襲、高度成長、バブル崩壊…。時代の波を乗り越えた１００年企業に学ぶ発展的・持続的な経営。
目次
０１ 川崎屋東照（株式会社東照）―川崎への思いがこもった代々の菓子づくり
０２ 有限会社住吉屋総本店―いつまでも印象に残る口当たりを
０３ 蕎麦膳はやま（有限会社はやま）―お客様に誠実に、お大師様とのつながりを大切に
０４ 株式会社田原屋―変わっていくこと、創っていくこと
０５ 堂本製菓株式会社―人との出会い、家族の愛がつくる煎餅の味
０６ 株式会社村山商店―港への夢、１４０年の時を超えて
０７ 株式会社山根工務店―まちの変化とともに成長した１１０年
０８ 株式会社高喜商店―代々のフロンティア精神が伝える伝統の味
０９ 福來醤油株式会社―大切に守ってきた醤油の味を一本一本に込めて
１０ 株式会社黒船屋―竹久夢二の美を支えた伝統の技術を
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
楽駿
23
川崎図書館本。起業した会社が5年生き残っていかれるのは、ほんの数パーセントしかないそうです。なので、100年続いている会社が、どれほど偉大であるかを感じます。この100年の間に、社会環境も大きく変わり、それにきちんと対応できた企業だけが生き残ってこられたのだと思う。そして、そんな企業が、これからも時代を牽引して欲しいと思う。次の100年は、どんな企業が生き残っていくのだろうか？そして、今、大人気の大師巻の堂本でも、こんな厳しい時代が長くあったのだと知った。2024/05/24
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