内容説明
ハイテク語をその道の専門家が解説したものはたくさんあるが、この本の特色は、素人が素人の目線で、しかも日常生活の中でハイテクの持つ意味を考えている、というところにある。
目次
スケルトン―安心感与える仕掛け/機械に対する態度変化
クローン―肉を食べられますか/自然への冒涜感じる
iモード―頭小文字がおしゃれ/控えめに目立つ手段
クレジット―体縛るシステム模索/情報化の中の信用形成
ヒトゲノム―遺伝情報解読の将来/「知らない権利」も必要
リサイクル―活路はこれしかない/成功させたいゴミ分別
スーパー―当初の衝撃今はなく/マーケットの昔と今
ペットロボット―日本人の心に訴える/感情表現モードに特徴
カリスマ―自己実現への一課程/背景に多様化の時代
モバイル―情報通信のトレンド/携帯電話急増が象徴〔ほか〕
著者等紹介
清水明[シミズアキラ]
1949年、神奈川県平塚市生まれ。1973年、東京大学文学部(哲学専修課程)を卒業。1979年、同大学院人文科学研究科博士課程(哲学専攻)単位取得退学。同年から弘前大学に勤め、1996年に人文学部教授。デカルト哲学、メルロ・ポンティ哲学、情報思想を研究。弘前市在住
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