内容説明
ソフトウェア産業は、ほかの産業と異なり、物理的性質を持たない形のないものを扱っており、品質保証が難しく、媒体などに格納されているソフトウェアの品質を確認するのは困難である。その意味でISO9000の品質保証システムの第三者による審査登録制度は、ソフトウェアのためにあると言ってもよい。本書では、適切な品質保証システムの枠組みを構築し、運営していくことができるように、この規格の要求事項をいかに解釈、理解するかに重点をおいている。
目次
第1章 なぜISO9000なのか(ISO9000とは;ISO9000はなぜ必要なのでしょう ほか)
第2章 ISO9000はどうなっているのか(ISO9000シリーズ規格の制定の経緯;規格の構成 ほか)
第3章 ソフトウェア産業でのISO9000はどう考えればよいのか(ソフトウェアの特質とは;ソフトウェア製品とハードウェア製品の開発工程の違いは? ほか)
第4章 ソフトウェアにおけるISO9001規格の解釈(経営者の責任;品質システム ほか)



