内容説明
コチコチの世間知らずのマザコン検事が副検事時代に扱った痴漢事件。その小さな事件が、時を経て彼の人生の舵を大きく狂わせていく。元検事が軽妙なタッチで書き下ろす渾身のサスペンス長編。
著者等紹介
松林健[マツバヤシケン]
昭和7(1932)年、大阪市生まれ。昭和26(1951)年、長崎県立長崎西高校卒業後、長崎地方検察庁に入庁。検察事務官、副検事、検事を歴任し、平成7(1995)年に退官。その後、簡易裁判所判事となり、平成14(2002)年、定年退官。現在は、神奈川県かるた協会、神奈川県高校文化連盟かるた専門部、全国大学かるた連盟の各顧問をつとめる(全日本かるた協会八段)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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