目次
8 カルンの章(カルンがコウラウ軍の総大将になったあとのビームセンとクシェムドルッティの対決;ビンド、アヌビンド、チットラセン、チットラの死 ほか)
9 シャッリャの章(ドルヨダンが戦争の継続を決定したこと;聖クリシナがユディシティル大王に戦いを促したこと ほか)
10 寝込み奇襲戦法の章(アシワッタマがパンダウ軍を襲う作戦をクルプ尊者とクルトワルマに相談したこと;クルプ尊者とアシワッタマの対話 ほか)
11 女性の章(悲しみに沈むドルトラシトラ大王を、サンジャイとビドウル大臣が説得したこと;ビドウル大臣が、ドルトラシトラ大王に恐怖から解放される方法を話したこと ほか)
12 平和の章(ユディシティル大王を慰め、ナラド仙人がカルンの過去を話したこと;出家して森にこもると主張する、ユディシティル大王へのアルジュンの反論 ほか)
著者等紹介
池田運[イケダハコブ]
1928年、熊本生まれ。熊本県立中学済々黌(旧制)卒業後、家業の農業を手伝う。その後、地元の町役場に勤めるが、1956年、二十七歳の時、「日印土の会」の派遣で渡印。ガンジー主義思想に基づく農村開発運動・サルボーダヤに参加。この時、ビノバ・バーベ氏やJP・ナラヤン氏など、インドの要人と出会う。1961年、一時帰国、翌年再渡印。オリッサ州サンバルプール県にある日印両国政府提携の模範農場に勤務。1965年に帰国。「ガンジー自叙伝」「ツルシダース・ラーマヤン」「マハバーラト」など、ヒンディ文学の翻訳に取り組む。また、インド要人来日の際の通訳のサポートに携るなど日印の友好のために広く活動。「新宿中村屋」を開くかたわら、慶應義塾大学文学部を卒業。1988年「新宿中村屋」を閉め、以降、ヒンディ文学の翻訳に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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