出版社内容情報
塩谷亮[シオタニリョウ]
著・文・その他
内容説明
原点にして究極の絵画技法を大公開!体温を感じる生々しい肌、絹のように艶やかな髪、涼しげな眼差し、質感の伝わる衣裳…その繊細かつ気品漂う人物画はどのように描かれているのか?日本を代表する写実画家が惜しげもなく手の内を明かした本格的技法書。
目次
1 絵の生まれる場所
2 油彩画のしくみ
3 カマイユを用いた女性像
4 グリザイユで描く男性像
5 アラ・プリマで描く少女像
6 多要素で構成する人物表現
著者等紹介
塩谷亮[シオタニリョウ]
1975東京都生まれ。現在、九州産業大学客員教授。日本大学、長岡造形大学、広島市立大学非常勤講師。二紀会会員。文化財保存修復学会会員。主な個展、企画展:1998二紀展(以後毎年出品奨励賞、会員賞等受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スリカータ
14
ホキ美術館展で塩谷さんの写実画を観た。この本は写実画の制作段階をカラーで詳細に紹介しており、とても興味深く拝読した。デッサンや途中段階でも作品になりそう。生卵を使うなんて…!2023/02/05
kaz
1
まるで写真。とは言え、単なる写実ではなく、画家の思いがきっと背景にあるのだと思う。図書館の内容紹介は『体温を感じる生々しい肌、絹のように艶やかな髪、涼しげな眼差し、質感の伝わる衣裳…。繊細かつ気品漂う人物画はどのように描かれているのか? 日本を代表する写実画家・塩谷亮が原点にして究極の絵画技法を公開する』。 2023/02/07