内容説明
あなたは人の文章を直せますか?豊富な図解と添削例で、文章添削の理論と技術をわかりやすく紹介。添削ができると、あなたの読む力、書く力、考える力は飛躍的に伸びます!
目次
第1章 添削の心得(文章添削とはなにか;添削に必要な能力とは)
第2章 添削の準備(文章全体を見わたす;タテ書きのすすめ ほか)
第3章 添削の技術(校正記号を利用する;テンの打ち方 ほか)
第4章 添削の実践(いい文章の秘密は「対話」にある;接続語の使い分け ほか)
第5章 添削力を磨く(新聞見出しの文章化;です・ます体と常体との相互変換 ほか)
著者等紹介
渡辺知明[ワタナベトモアキ]
1952年群馬県桐生市生まれ。法政大学卒業後、日本コトバの会入会、コトバについての研究と指導を続ける。現在、コトバ表現研究所所長、日本コトバの会講師・事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
33
読むのが遅いのはしょうがないと開き直っています。しかしそのうえ内容をつかめないのは痛いことで、読み終わって呆然とすることがあり、そんな自失を味わわないように少し工夫をしようと思いました。で、この本の登場です。添削とは読み手と書き手の意思を近づけること。という考え方に共感しました。まあしかし、一読では意味を成しません。物語、論理的文章の別によりやることも変わりますし、その本から何を取り出したいのかによってもやることが変わってきます。時間をかけてやっていけば実り多い読書に結びつく、と思いますし思いたいです。2015/12/07
またの名
12
他人の文章なんて粗だらけでしょ?と考える自信アリの人もいざ添削すると簡単ではなく、自分の文章の何がまずいか把握してない(で悪い場合には文章に自身アリのつもり)というケースも少なくないはず。しかし本書は添削をただの誤りの修正作業とは見なさず、原文を正確に読んだ上で拙い文章だとしてもその意図を汲んで適切に表現できるよう導く、相手の思考を世界に産み落とさせる産婆術的な仕事として定義。音のリズムから文法、構成技術についても網羅的に説明してるので、添削作業を通じて自分の言語力を磨くという本書が説く効用を習得し易い。2019/03/19
魚京童!
7
なんのための文章添削なんだろうか。2015/11/19
ぷー
4
広い角度から添削について書いてある。横書きと、縦書きの視野の違いは、はじめて知って驚いた。人の視野は、中心から左右に100度ずつ、上に60度下に70度。よって、縦書きの方が、情報量が多く得やすく読みやすいらしい。二段組縦書きの本の意味はそういうことだったのかー。2016/03/08
さとう
3
うーん。。。駄本では。。2021/12/01