内容説明
絵と俳句のごっつんこ。
著者等紹介
ねじめ正一[ネジメショウイチ]
1948年、東京生まれ。詩集『ふ』でH氏賞、『高円寺純情商店街』で直木賞を受賞
田島征三[タシマセイゾウ]
1967年、絵本『ちからたろう』(ポプラ社)が世界絵本原画店で金のリンゴ賞を受賞。新潟県十日町市の廃校になった小学校を丸ごと絵本にした「空間絵本」を制作、「絵本と木の実の美術館」とし、現在も開館中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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厩戸皇子そっくりおじさん・寺
52
これは良い!お薦め。ねじめ正一の俳句に絵を付けたのがあの田島征三である。俳句もぶっ飛んでいれば絵もぶっ飛んでいる。お互いに負けてない良いコラボレーションである。私は俳句がよくわからないが、この俳句は面白いと思う。こんな句集を読みたいと思う。俳句をただ絵にしているだけではなく、田島征三のアドリブもある。仏壇から出てくるサンタクロースよ!。ストーリーも何もないが、絵本っていい!とつくづく思う。自由が良いのではない。滅茶苦茶な様でも纏まっていて形にしてあるその芸が良いのだ。ねじめ正一を見直した。お薦めします。2016/06/14
ヒラP@ehon.gohon
18
ねじめ正一さんの炸裂する俳句と、田島征三さんの劣らぬ破壊力の絵がぶつかりあった、とんでもない絵本です。 味わう前に圧倒されまくりです。2023/08/31
ハパナ
6
"いのししが_そろばんじゅくに_体当たり"のページを見て、子どもがボソッと"スゲェ・・・"。子どもが見ても危険的なヤバイとスゲェの境界線を体感するみたいです。絵が和とサイケデリックの融合の様な風合いで、とにかく一枚ずつのパンチがスゲェ。何回か読んでみると、俳句のインパクトもスゲェ。個人的には"ちょんまげに_咲かせてみたし_豆の花"が印象深く感じました。2016/10/20
みかん@道北民
6
図書館にて。強烈な色彩の絵が目を引きます。が、個人的には絵はなくてもいいかな?想像力が狭まる感じがして(^-^;2014/08/21
Hanna
3
一般的な物語絵本として捉えるのではく、俳句絵本として捉えるのが大事な絵本。2024/02/17