内容説明
キッコーマンの卓上醤油瓶から成田エクスプレスまで、多くのデザインを手掛けてきた、“袈裟を着たデザイナー”は、優れたエッセイストでもある。「GK」を率いて60年。その間に記された多くの随筆からテーマ別に厳選し、1冊にまとめたエッセイ集。
目次
第1部 デザイン考曼荼羅(小人論;価値の系譜 ほか)
第2部 贈り物歳時記(時を贈る―懐中時計;涼を贈る―ガラスの十二支 ほか)
第3部 新・和の発見(お正月を考える―なぜ、正月は儀式にこだわるのか;家風中興の祖になりたまえ ほか)
第4部 手紙の周辺(「手紙」を思う;手紙と文化 ほか)
第5部 如是我聞(「物の心と人の世界」;「素材の奏でる交響詩」 ほか)