内容説明
20世紀を震撼させた原子爆弾製造競争。そのさなかに、ドイツ人天才核物理学者ハイゼンベルクはなぜ、師であり敵国人であるボーア夫妻を訪ねたのか?彼はスパイなのか、それとも?第二次世界大戦を背景に、今なお解き明かされない謎を大胆に推理する、2000年度トニー賞の作品賞・助演女優賞に輝いた、マイケル・フレインの問題作。
著者等紹介
小田島恒志[オダシマコウシ]
1962年生。早稲田大学大学院博士課程、ロンドン大学大学院修士課程(MA)修了。早稲田大学助教授。1996年湯浅芳子賞受賞
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