内容説明
演劇ものしり帖。名作の紹介、劇作家のあっと驚く生涯、演劇史のこぼれ話、役者や演出家の突拍子もないエピソード。
目次
マンモス演るのも今宵が最後!―有史前、洞窟絵画、儀式、舞踏
はるか昔、エジプトでは―ピラミッドの受難劇
悲劇、喜劇、それから―令名高いギリシャ人
動物といっしょに働いてはならぬ―ローマとパントマイム
山車の上の受難―宗教劇の時代
豚の血、はらわた、爆発音―ヨーロッパ大陸の聖史劇
芝居、どんな芝居だい?―マキャヴェリとイタリアのルネサンス
どたばた、汚らしい老人、寝取られ亭主―イタリアのコメディア・デラルテ
スペインの黄金時代―セルバンテス、デ・ベガ、カルデロン
チューダー朝を迎えて―『レイフ・ロイスター・ドイスター』から『ゴーボダック』まで〔ほか〕