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イマジン

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  • サイズ B6判/ページ数 504p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087747126
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

2003年7月18日。翌日20歳の誕生日を迎える翔悟を奇妙な現象が襲う。デジタル時計がカウントダウンを始め、気がつくと1980年の東京にいたのだ。ケータイもお金も使えず、路頭に迷う翔悟を助けたのは、24歳の父・大輔だった。タイム・スリップしたことの意味を考えた翔悟はある使命に行き当たる。それは12月8日のあの悲劇から、ジョン・レノンを救い出すこと。果たして二人の願いは叶うのか?そして翔悟は無事、現代に戻れるのか?時を超え結ばれる親子の絆を描く長編。

著者等紹介

清水義範[シミズヨシノリ]
1947年名古屋生まれ。愛知教育大卒。81年『昭和御前試合』でデビュー。88年『国語入試問題必勝法』で吉川英治文学新人賞を受賞。『蕎麦ときしめん』『永遠のジャック&ベティ』でパスティッシュ文学の第一人者となる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

68
オフ会での交換本。タイムトラベルの親子愛。1980年という近い過去への旅が、とても楽しめた。そうこの時代は、私も会社に入社して、2年たったくらい。この登場人物の大輔とちょうど同じくらいだ。この本を読みながら、私も1980年に旅立ち、その当時の若き自分と出会った。まだまだ未熟で情けない奴だったな。若さだけはあって、何も怖がっていなかったが。一緒に酒を酌み交わし、未来は苦労はあるが、悪くないぞと説いてしまった。本を閉じるとともに、現代に帰ってきた。2020/05/13

Celeste

4
久々の清水義範作品。主人公は突然タイムスリップして自分の生まれる前の時代へ。そこで父親に出会い・・・。表紙の絵,イマジン,タイムスリップした時代で名乗る「ジョン」という名前。主人公の父親と同世代の自分にとってすごく懐かしい内容もあり,大いに楽しめた。2013/06/08

3
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2008/01/post_6e37.html2017/04/12

toshi

3
いかにも清水義範らしい小説。 設定もストーリも文体も清水義範で、知らずに読んでも作者が分る作品。 「国語入試問題必勝法」的に言えば、いろいろ有って最後に親子が分かり合えたと言う話(笑) 最後はちょっと感動的です。 アビーロードのジャケットを意識したカバーの絵がちょっとダサい・・・ 2013/01/09

confusion_regret_temptation

1
父ちゃん良かった。けどそもそもこの作品にジョンレノンへの思い入れが無さすぎる。2019/05/31

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