内容説明
昭和６５年度を目標とする新「電子計算機利用高度化計画」が、情報処理振興審議会の答申を受け、昭和６１年３月告示されました。高度化計画では、ネットワーク化やシステム・インデグレーションなどのユーザー側のニーズに着目し、今後のハードウエアに要求される機能として、マンマシン・インターフェースをはじめとする７つの質的目標を提示しています。本書は、高度化計画に設定された電子計算機利用高度化の目標について、その内容を解説するとともに、ハードウエア供給の将来目標の提示を目的としたものです。
目次
第１章 今後の情報処理の発展の基本方向（マン・マシン・インターフェースのあり方；インターオペラビリティの確保；統合化された分散処理システム；知識情報処理の高度化；画像情報処理の高度化；データベース・システムの高度化；コンピュータ・セキュリティの確保）
第２章 汎用電子計算機の設置に係る実働金額等の目標（前回の高度化計画の評価と今回計画の策定方針；今回計画における実働金額予測方法；実働金額の予測の結果）
第３章 汎用電子計算機以外の機種の方向性（パーソナル・コンピュータの動向；ミニコンピュータの市場動向）
