マルクスと考える『資本論』〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875593461
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C1030

内容説明

『資本論』の論理を読む。『資本論』全3巻につらぬかれた概念的な論理構造をいかに把握するのか。補論「経済学と哲学の接点―宇野経済学と黒田哲学」を付す。

目次

序 いまなぜ『資本論』なのか(エンゲルスの『資本論』解釈;スターリン主義的歪曲;宇野、黒田によるスターリン論文批判;宇野『価値論』の歴史的意義;宇野「労働力商品の経済哲学」)
第1部 『資本論』とは何か(『資本論』とマルクス;『資本論』成立と社会科学の確立)
補論 経済学と哲学の接点―宇野経済学と黒田哲学(宇野弘蔵の「「経済学の方法」について」;黒田寛一の「下向・上向」論の意義と限界)

著者等紹介

白井健一[シライケンイチ]
1939年、東京都新宿区四谷に生まれる。都立新宿高校卒業。早稲田大学第一文学部(卒論提出ボイコットにより)抹籍。海原凛の筆名で共著『宇野弘蔵をどうとらえるか』(芳賀書店、1972年)などがある。2011年3月11日を期に、中断していた『資本論』体系の研究および宇野弘蔵の主要著作や論文の批評を開始した。未発表論文多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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