食のリテラシー

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  • サイズ B6判/ページ数 168p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784875593287
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C2077

内容説明

怪しい「健康にいい」情報に煽られていませんか?食情報を読み解くチカラで生きのびる!巷に溢れる食情報、特に「営業を目的とした体にいい食情報」の取扱説明書。

目次

第1章 「安心」と「不安」が彩る食べもの情報(効くような気がする「気のせい食品」;機能性に保証はあるのでしょうか? ほか)
第2章 「不足」と「摂りすぎ」のはざまで(「不足」と「摂りすぎ」の間;必要塩分と過剰塩分 ほか)
第3章 「天然」「自然」だから安全か?(食べないよりマシというトリアージ;たま~に手抜きはいつでも手抜き ほか)
第4章 「おいしさ」の探しかた(おいしさの基準は鮮度だけではない;旬に対する思い込み ほか)

著者等紹介

魚柄仁之助[ウオツカジンノスケ]
1956年、福岡県生まれ。食文化研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はなすけ

10
とっても面白かった!ネットやTVの情報を鵜呑みにすることのアブナさ…身に覚えがありすぎて冷や汗が出た(;・∀・)盲信せず、肩の力を抜いて、食と健康に関わりましょう。各お題の最後にチョロッと書かれてる五七調のひとことが面白い。2020/09/14

バーベナ

6
昔の日本人は玄米と野菜、小魚を食べ一家団欒していて健康だった。と言われるとあっさり信じてしまう。でも、資料をたどると完全玄米を食べられるようになったのは、技術的に近年のこと(それまでは分づき米)なんだそう。団欒も、本当か?という疑問から話がはじまったり(寒いから・暗いから集まらざるをえない)。企業や国にとって都合のよい情報を、更に勝手に自分に良いように解釈していないか、改めて心にとどめて置こう。2017/07/14

K1

5
体にいいって言われると、なんでとか、なんにとか分からなくても、そうなんだって思っちゃう。まさに商品を売りたい人にとっては鴨ネギ状態ですね。結局はいろんなものを少しずつ食べる、基本の下ごしらえをしっかりとってことですな。2018/09/02

乱読家 護る会支持!

5
本当に効くかどうかはわからないトクホ。栄養ドリンクは栄養は無く、興奮剤。抽出濃縮ものはリスクあり。食品の機能性に期待しすぎると依存症に。体が自然に求めるものを食べ続けると肥満に。売りたい人はこじつけ上手。横文字栄養素に騙されるな。。。。 エッセイ集です。お家に居ても外食しても、他人様が作ってくれたものを食べるしかない家畜同然のオイラには、読む資格無し。。2017/08/15

るるぴん

3
オネエな雰囲気で、現代人の食生活信仰(サプリメント 自然食 有機栽培 減塩等々…)に鋭くカツを入れる。テレビ、ネット、新聞広告など巷に溢れる情報を鵜呑みにしないで、自分で一歩踏み込んで調べたり、考えたり、食情報を読みとく力を養おうがテーマ。簡単な調理法でヘルシーな養生食は自分で作れるのに…ということかと。何事でも自分のアタマで考えることの必要性を警告する本でもある。2018/08/04

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