内容説明
ニワトリと人間はなぜ出会ったのか。痛快無比のエンサイクロペディア。
目次
第1章 みんな大好き卵のウンチク(卵からリンゴまで;卵料理オンパレード)
第2章 卵は物価の劣等生(鶏卵の自給率九六%;卵は腐らないか)
第3章 子孫を残すための卵細胞(卵と蛋;黄身か、卵黄か;卵が先だ)
第4章 人間が作った鳥たち(鳥の家畜化;日本人の飼い鳥文化)
第5章 鶏肉食のすすめ(日本人と肉食;焼き鳥とホルモン;鳥の病い)
著者等紹介
森誠[モリマコト]
1948年生まれ。東京大学大学院修了(農学博士)。東京大学農学部助手を経て、静岡大学農学部助教授、教授。定年後は静岡大学名誉教授、放送大学静岡学習センター客員教授、岐阜大学連合農学研究科客員教授。専門は生化学で、家禽の産卵生理を内分泌学的に研究している。1995年より『生物の世界』『理科総合』『科学と人間生活』などの高校理科教科書の執筆・編集にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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joyjoy
9
たまごに関する本として借りた一冊。次の集まりでは、みんなでスフレオムレツを作ってみようと思っていたので、オムレツに関するうんちくもあったのが収穫。ほかにも、日本にフライパンが広まった背景とか、フライ返しの呼び方とか、へ~!な話題がたくさんあった。2024/05/05
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
9
学生の眠気覚ましのネタ、とあったのでお気楽なものかと思ったら専門用語がとびかうまっとうな内容でした。子供だまししなくても、しっかりと相手の気持ちを引きつけることはできるってことですね。雌と雄、牝と牡の違いなど、目からウロコの「へぇ〜」がいっぱいです。2017/02/27
ときどきぷろぐらま。
4
ニワトリに関する楽しいうんちく集。面白いし、目からうろこがぼろぼろ。ニワトリは「とさか」がポイントだそうです。「とさか」が立派だと雄雌ともに、もてるんだとか。面白いですね。2016/09/04
Fumi Kawahara
3
そのものズバリ、タイトルが常日頃疑問に思っていたことなので、思わず手に取る。なるほどぉ~・・・なぞはすべてとけた!(^o^)丿なんとなく!(笑)。しかし、ニワトリの本でアメリカの戦前の排日移民法が出てくるとは思わなった(;^ω^)いつの時代も、無知からくる国民世論ってのはやっかいなものですね。 2021/01/10
tall_hemlock
2
鶏と卵の蘊蓄話だけど、卵の話多めな印象。なかなか採卵養鶏の実情(コラム)とか読めないので面白かった。三谷幸喜のゆで卵の話とかは確かに人に話して使えそうな牽引力。なお、前書きが自信満々すぎて結構印象的だった…。2016/02/28