内容説明
江戸俳文の最高峰「鶉衣」。かの名作が殺伐とした現代に道を問いかける。
目次
第1章 生き方と交わり
第2章 風雅のみち
第3章 自然のかたち
第4章 物と生きもの
第5章 暮らしのかたち
著者等紹介
横井也有[ヨコイヤユウ]
1702年(元禄15年)~1783年(天明3年)。名は時般(ときつら)。別号に野有、知雨亭、半掃庵などがある。芭蕉を慕った江戸中期の俳人。一方で、名古屋・尾張藩の代々の重臣だった。五十三歳で致仕。風流生活に入る。26歳から82歳までの間に書きためた文章が二百数十篇に及ぶ
岡田芳郎[オカダヨシロウ]
1934年、東京・小石川生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、56年、電通に入社。コーポレート・アイデンティティー室長、局長職を経て電通総研常任監査役をつとめ、98年に退職。数々の都市イベントをプロデュースし、70年の大阪万博では「笑いのパビリオン」を企画。80年代に入ってからは電通のCIビジネスで指導的役割を果たす。オペラ、演劇などのパフォーミング・アーツへの造詣が深い一方、若いころから詩作に親しみ、最近では俳句への関心を深めている。現代俳句協会会員、「木の会」所属。大妻女子大学、桜美林大学、共愛学園前橋国際大学講師
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