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内容説明
支援母船「よこすか」の乗務員たちの暮らしを支える料理人たち。食卓を彩るおいしい料理の秘密にせまる。
目次
第1章 「しんかい6500」のお弁当
第2章 いざ司厨部へ
第3章 司厨部のおしごと
第4章 船上の料理技術と知恵
第5章 「よこすか」のメニュー
第6章 ありがとう「よこすか」!
著者等紹介
平井明日菜[ヒライアスナ]
1982年生まれ。高校教員を経てフリーライターとなる。雑誌『生活と自治』(生活クラブ)等で執筆
上垣喜寛[ウエガキヨシヒロ]
1983年生まれ。中山間地域の暮らしを軸に、自由貿易、林業などをテーマに執筆・映像制作を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
53
図書館予約本、一気読み。「しんかい6500」「支援母船「よこすか」の食卓というサブタイトル通り、船上での食について書かれている。数ヶ月にも及ぶときがある航海や、長時間の深海潜水活動時にどのようなものが作られ食べられているのか、また船上で調理する時の苦労話、船酔いの話などどれも興味深く読めた。船上というから冷凍食品をレンジでチンがほとんどだと思っていたが実はかなり手の込んだ料理が作られているようだ。食事の様子も載っていて美味しそうだが、美味しく食べるにはまず船酔いの克服が必須のようだ。(笑)2015/11/21
スプリント
16
誤字脱字が目立つのはいただけないですが、内容は満足です。しんかい6500の支援船「よこすか」で働く司厨部の生活を中心に知られざる船での生活の工夫を知ることができます。2015/11/04
ジュースの素
15
「しんかい6500」は深海探査機。それを曳航する「よこすか」の主に厨房を描いた本。すごいに尽きる。「しんかい」に乗れるのはたった3名。研究者だ。限られた潜水時間を有効活用する為に、両手がふさがらないサンドイッチが多く出される。それも、パンから手作りだし、具も日々替える。司厨長とはシェフの事で、中学卒業と共に別の海運会社で働いて来た人だが料理を学んだ経験もない。世界中の海に潜り、探査を続ける「しんかい」と支援母船の数々のエピソードも満載で 海に囲まれた日本人なら一度は知っておきたい楽しく素晴らしい本。2017/08/23
魚京童!
14
書いた人がしょぼい。2016/06/28
♪
13
僻地(あえて)での食事というのがすごく興味深い。潜水船の中で食べるランチはなぜサンドイッチなのかを主題に、潜水船の母船での食事を司る「司厨部」の仕事について取材。3カ月寄港しなくても青々とした野菜が出てくる食事や、おもてなしの極致「花毛布」など驚きの連続。一見非効率でムダなことと思われがちな手仕事の数々は、合理化最優先を謳う今のご時世とは逆行しているが、人と関わる中で実は一番大切なことなんじゃないだろうか。(ひとつ残念なことは、校閲が甘いこと‧‧‧‧^_^;)2016/03/19