内容説明
ブナ、スミレ、イノシシ、ムササビ、毒キノコ、ミシュラン三ツ星観光地・高尾山。登山客年間260万人、世界一多くの人が登る山「森林保護員」のお仕事に興味森々!
目次
春(春を告げる花々;芽吹きの山 ほか)
夏(夏の花々;キヨスミウツボ ほか)
秋(秋の花々;麦蒔きイチョウ ほか)
冬(元旦;シモバシラ ほか)
著者等紹介
宮入芳雄[ミヤイリヨシオ]
写真家(日本写真家協会・会員)、森林インストラクター。1950年生まれ。東京都出身。「雑木林」や「谷戸田」の管理作業をしながら里山の写真を撮り続けている。2006年からは林野庁の「森林保護員」として、高尾山周辺の国有林のパトロールを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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roatsu
8
今や一大観光地の高尾山だけど、多様な自然と歴史が息づく山ということが実感できる一冊。春夏秋冬の様々な山の様相を語ってくれてとても面白い。各エピソードが見開きで簡潔な文章と綺麗な写真で楽しめて読みやすい。森林保護員というプロとはいえ。著者のように山に深く溶け込んで歩けば、どの山に行っても発見と楽しみが増えると思う。文章ににじむ著者のユーモアと肩肘張らない姿勢も何とも心地良かった。淡々と入ってくる文章というか。今度高尾山に行くときはこの本も持っていこうかな。2015/04/30
河合部長
2
虫と人間と動物と植物が、並列に書かれている。といっても、無味乾燥ではないのがいい。あとがきを読んで、山で昼寝が出来る人の視点で、書かれているからなのかなと思った。2014/03/11
犀門
1
#037★★★★★八王子生まれですから高尾山には数十回登っているし愛着もあり。ハイカー目線では気付かない景色を教えてくれるし、自然の知識も膨らむ。暖かくなったら、またハイキングに行こう!。2014/03/29