内容説明
“スターリン主義という一大悲劇は、まだ幕を下ろしていない”―レーニン理論の意義と限界を明らかにしつつ、革命ロシアのスターリンによる変質とその理論を執拗に暴きだす名著。
目次
1 レーニン主義の展開(組織論―『なにをなすべきか』によせて;農業理論―レーニンの十月革命への道;レーニンはいかに「記念」さるべきか;民族問題―スターリンとの対立を中心に)
2 スターリン主義の理論的本質(史的唯物論;資本主義論;社会主義論;スターリンの「農業集団化」―ショーロホフの『開かれた処女地』の時代的背景)
著者等紹介
川上忠雄[カワカミタダオ]
1933年徳島県小松島に生まれる。1962年法政大学大学院博士課程満期退学。現在同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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