こぶし文庫 戦後日本思想の原点 技術思想の探究

三枝 博音【著】/飯田 賢一【編】

こぶし書房（1995/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 334p／高さ 20cm
• 商品コード 9784875590828
• NDC分類 118
• Cコード C1010

内容説明

戸坂潤や岡邦雄らの唯物論者とともに、「人間と技術」「技術と生活」などの問題を探究。戦前・戦中・戦後にわたる一貫した著者の技術思想の核心を一巻本に新編集。

目次

第１部　知性と技術―暗い谷間の中で
第２部　技術の概念―戦時下の提説
第３部　技術の思想性―平和へ向かって

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Z]

マイナーながら名著だと思う。派手さはないながらもカントの読解には感動。戦前に学生だった人はレベルが高いと思う。カント、フーコーへといい橋渡しになった。ハイデガーをこの人は批判しているのではないだろうか。他の著作を読んでそれを探るのは今後の課題。

2014/02/27