内容説明
いちばん悲しい子にいちばん温かく―それが人の道でないですか、幸せへの道、平和への道でないですか。また不気味な風が吹き始めているいま、親と、教師と、町の人と…大人たちみんなに問いかける本。
目次
1 教育崩壊の兆し(他人事ではない―近くの学校で校内暴力;原因は遠く深く―他山の石 ほか)
2 愛の約束事(その一人の子のために―きまりよ、胸を張れ(1)
過保護・過管理・過干渉―きまりよ、胸を張れ(2) ほか)
3 嵐の中の教師たち(この山坂を越えるには―このほかに道なし;学校が慟哭(どうこく)した日―愛と秩序の回復 ほか)
4 悔いなき教師生活(仲よくのお手本―教師の連帯;出番は自分でつくる―主役意識 ほか)
5 現実を見つめて(景気の悪い時は―経営の引締め;自分たちの住む所―環境の整備 ほか)
著者等紹介
船越準蔵[フナコシジュンゾウ]
1926年秋田県明治村(現在羽後町)生まれ。旧姓大日向。新成国民学校准訓導、明治中、日新中、秋大附中の教諭。県教育庁指導主事、秋田市教育研究室主査、教育次長、山王中学校長を勤め、1987年定年退職。在職中、県中学校校長会長・国語教育研究会長。退職後、大森山少年の家所長、県・市生涯学習講師、市青少年問題協議会委員。平成元年県教育功労章
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