出版社内容情報
公務員として働くということ。
その前提には、どのような法的枠組みがあるのでしょうか。
地方公務員法は、自治体職員の働き方の土台を定める法律です。
本書は、その地方公務員法を手がかりに、
自治体職員としての「わたしの働き方」をひもとく一冊。
身分や服務、分限・懲戒といった基本事項に加え、
給与や休暇などの処遇、さらには育成やキャリア形成まで。
地方公務員法の全体像を視野に入れながら、
働き方を支える法的枠組みを丁寧に整理していきます。
単なる試験対策の知識としてではなく、
日々の実務や身近な疑問と結びつけながら、
法律の言葉を「わたし」の働き方に引き寄せて考える。
そこから、自分の働き方の“理由(ワケ)”が見えてきます。
なんとなく公務員として働いている--
そんなあなたにこそ、手に取ってほしい。
地方公務員法は、あなたを縛るためのものではありません。
安心して仕事を続けていくための“味方”です。
その理解は、日々の実務を支え、
やがて昇任・昇格試験に向けた確かな基礎にもつながります。
働き方の理由を、自分の言葉で語れるようになるための一冊です。
【目次】
はしがき
凡例
第1章 自治体職員って、何者?
プロローグ:この仕事がつながる先
1.自治体職員は、なぜ存在するのか?
2.自治体職員の種類
エピローグ:仕事の見え方が変わるとき
第2章 自治体職員の働き方を定める「地方公務員法」という法律
プロローグ:全体の奉仕者って重くない?
1.地方公務員法の全体像
2.地方公務員制度の目的と基本理念
3.人事機関
エピローグ:全体の奉仕者から導かれる日々の行動
第3章 してはいけないこと・すべきこと─服務・倫理の意味を考える
プロローグ:そのつぶやき、だいじょうぶ?
1.なぜ服務が求められるのか
2.具体的な服務の内容
3.公務員倫理の内容
4.懲戒処分の仕組みきっかけに
エピローグ:ルールは自分を守る「ガードレール」
第4章 「守られている」から「求められる」こと─なぜ身分保障がされているのか
プロローグ:公務員は“ラク”なのか?
1.自治体職員の身分保障の意義と権利
2.身分保障の限界と職員の責任
3.自治体職員に求められる責任
4.“守られているから”こそできること
エピローグ:守られている先にあるもの
第5章 自治体職員の働く仕組み─制度から見るこれからの働き方
プロローグ:働く仕組みってどうなっていく?
1.勤務条件とは
2.給与制度の仕組み
3.勤務時間・休暇の仕組み
4.公務災害補償の仕組み
5.自治体職員に求められる新しい働き方との向き合い方
エピローグ:行動の積み重ねが職場環境となる
第6章 任用と人事評価―自治体のキャリアを形づくる仕組み
プロローグ:青天の霹靂
1.任用の仕組み
2.採用と退職―キャリアの始まりと終わり
3.人事異動―経験の積み重ねと専門性
4.人事評価―“つけられる”だけでなく、“活かすために”
エピローグ:見えなかった景色と自分が見えるようになった?
第7章 “地域のプロフェッショナル”として成長していくために
プロローグ:本当に成長しているのだろうか
1.自治体職員を育てる研修制度
2.これから求められる能力と日常の中で大切にしたい習慣
3.地域のプロフェッショナルになるために─現場とつながり、信頼を積み上げる
4.困難と向き合い、働き続けるために─助けを求めることも能力の1つ
エピローグ:「こなす」日々を超えて、新たな景色へ
あとがきに代えて
【コ



