内容説明
『播磨国風土記』は神々とともにあった古代人の暮らしを生き生きと伝え、数多くの遺跡や遺品はこの地の歴史の奥行きの深さを物語る。この播磨の歴史と風土のなかに、今日地域に生きることの意味を探り、新しい文化創造につなげるために始められた播磨学講座。
目次
古代王権と播磨―縮見屯倉と顕宗天皇
愛と闘いの詩―播磨国風土記の世界
播磨人の原像―伊和族の遺跡を掘る
前方後円墳と播磨
万葉の歌と播磨―古代の文学地名
古代播磨と渡来伝承
風土と信仰―古代信仰の系譜をさぐる
祈りの人と文化―古代播磨の寺院跡をめぐって
鉄・炎と技術の系譜―播磨山地の産鉄史
地域文化再評価の意味―地域に生きる価値の発見
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- としさんの心の旅路