しめかざり―新年の願いを結ぶかたち

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しめかざり―新年の願いを結ぶかたち

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  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875024880
  • NDC分類 386.1
  • Cコード C0039

内容説明

こんどのお正月、どんな“しめかざり”を飾りますか?新たな年にすがすがしくトシガミ様をお迎えしようとなにかとせわしない年末も、しめかざりを付けて準備万端。通常、紙垂、橙、譲葉、裏白などで彩られるしめかざりですが、本書では、それらの装飾を取りはずし、しめかざりの飾らない姿、藁が象る「素のかたち」に込められた土地の祈りと人々の願いを読み解きます。

目次

1 しめかざりのかたち(宝珠―恵みの雨、水の波紋;打出の小槌―「春」を込めて豊作を願う;松竹梅―神を待つ吉祥のしるし ほか)
2 しめかざり探訪(山形県―稲作の苦難の歴史を超えて「俵じめ」に新年のエネルギーを蓄える;埼玉県―旧家の家長が代々受け継ぐ、あたりまえの「正月準備」;香川県―漁網を持つ手で稲藁を綯い、大漁と安全の願いをこめる ほか)
3 しめかざりを知る(構造―綯い、作り、飾る…藁の縄目に思いを込めて;装飾―扇・橙・海老・護葉…装飾それぞれにも意味が宿る;これまでとこれからの道―人、土地、時間を結び、しめかざりはこれからも引き継がれる ほか)

著者等紹介

森須磨子[モリスマコ]
1970年、香川県生まれ。幼少期を愛媛で過ごした後に東京へ。武蔵野美術大学へ進み、その卒業制作により「しめかざり」への興味をいだくようになる。同大学院造形研究科修了、同大学助手を務めながら、しめかざりの研究にも本格的に取り組み始め、2003年に独立。グラフィックデザインの仕事を続けながら全国各地へのしめかざり探訪を続ける。講座やTV・ラジオで「しめかざり」について語る機会も多くなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

38
下町の鳶のおじいちゃんが作っていた、シンプルなものとはだいぶ違うなあ!動物を思わせるもの、縁起の良いものを象徴しているもの。ああ、こういう伝統をきちんと調査してくれている人がいるんだなあ…と温かい気持ちになりました。英語表記があるのも有り難いです。2024/03/16

就寝30分前

35
驚きました。正月のしめ飾り。生まれたときからこの辺では、藁を輪っかにして橙を乗せた亀形の飾りだったので、これが日本の標準だと思ってました。そういえば、滋賀県長浜市と三重県伊勢市にウチのと違う、だけど同じしめ飾りが飾ってあったので、不思議に思っていたんです。『蘇民将来』というそうで、お土産に欲しくなりました。2020/03/11

にがうり

16
まだパラパラしただけですが、今日アップしないとまた来年になるのでフライング。ありそうでなかった貴重な本。しめ飾りについて深く考えたことなかったけど、本来地方ごと家庭ごとに様式があって然るべきもの。スーパーや100均で量産品が買える昨今、こうして残しておかないと誰も作れない、わからないものになってしまう。土着の風習とか伝統とかを嫌ってみんな都会に出てきたのに、廃れそうになると素晴らしい、保護すべきと言うのも虫がいいと思いつつ。古臭いを一周回ってクールジャパンの感覚なのかな。しめかざり、カッコよくてオシャレ。2020/01/03

G-dark

12
わたしは「しめかざり=お正月の飾り」という認識しかしていなかったのですが、この本を読んだ後は「しめかざり=願いを結ぶもの」という認識に変わりました。「輪飾り」「玉飾り」「牛蒡じめ」「大根じめ」「前垂れ」といった主な5つの形を応用し、しめかざりのつくりは多種多様。それぞれの形には意味が込められています。例えば「宝珠」は恵みの雨を、「打ち出の小槌」は豊作を、「亀」は長寿を願うそうです。人の数だけ違うしめかざりがあるというのが非常に興味深いです。わたしも自分の願いを込めたしめかざりを飾れるようになりたいです。2019/11/06

遠い日

12
注連飾り。祈りの形と、その意味。見たこともない注連飾りがたくさん紹介されていて、その土地土地の土着の信仰のようなものを感じる。大晦日の今日読めたのもタイムリーな気がします。2017/12/31

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