童(わらべ)の心で―歌舞伎と脳科学

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童(わらべ)の心で―歌舞伎と脳科学

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875024446
  • NDC分類 774.04
  • Cコード C0074

出版社内容情報

歌舞伎役者・市川團十郎と脳科学者・小泉英明。幼稚園の同期生が半世紀ぶりに再会して語り合う、修行と教育、脳と身体、信仰と芸能、知性と感性、呼吸と音楽、演技と時間、そして日本の明日。

■目次

日本人として大切なものを見直す  市川團十郎

第1章 コドモの園幼稚園からパリ,ヴァチカンへ
半世紀ぶりの再会──三つ子の魂百まで
パリ公演──フランス語の口上・バワーズさんの想い出
音の響きと劇場空間──オペラ座裏話
モナコ公演──鳴神が現実に
環境と感性──氏か育ちか
大酒飲みの遺伝子──弁慶と猩々
自分を見る・世界を見る──ダライ・ラマと歌右衛門

第2章 江戸庶民と荒事の精神
荒事と童の心──初代市川團十郎
江戸根生いの市川家──『助六』と河東節
二代目の雄弁術と邦楽の発声法──「二の字起こし」と「産み字」
歴代團十郎の工夫──修行講・歌舞伎十八番・活歴物
ウソとウソをかけあわせて超現実へ──芝居と物理の色即是空
虚を実に見せる醍醐味──宙乗りせずとも空中浮遊
学習の動機づけと報酬系──判官贔屓はなぜ生じるのか

第3章 襲名システムの妙
稽古始め──三法師役で初舞台
襲名と脱皮──商家・職人・芸能者の知恵
元祖三之助の幼少時代──ラグビーで丈夫になる
元祖海老さま──十一代目團十郎の重責
左利きは矯正すべきか──菅秀才役で筆は右に
教育というのは怒ること──『連獅子』を地でゆく愛の平手打ち
梨園の父親と息子──憧れと切磋琢磨
家族の想い出──旅行・芸者遊び・釣り

第4章 海老蔵から團十郎へ
円覚寺での修行──山脈の筆を大海の硯にひたして宇宙に描く
大先輩たちの薫陶──勘弥と先代鴈治郎
海老蔵から團十郎へ──ハレの時間を共有するお練りの復活
荒事師を支える女性たち──勁い母・朗らかな妻

第5章 刹那と永遠の狭間で
『元禄忠臣蔵』と心の読み方──肚芸と心の理論
間は魔に通じる──脳がつくる時間の流れ
乱拍子の劇的効果──祈念・怨念・情念
刹那と永遠の狭間──時間の矢・時間の環
静止顔と見得──脳にP300を出させて消す
引き吃とチンパンジーの発声──鳥獣にまなぶ
團十郎流記憶術──耳と口と身体を連動させる
失読症はなぜ起きるのか──言葉と音韻ループ

第6章 多彩なエロス、色悪の誘惑
女形の魅力──型と脳がつくる性
官能系と情動系──衆道と文化
変身の妙──お伽噺の夢を体現する
歌舞伎における殺人とゲームにおける殺人──暴力の快楽の制御

第7章 歌舞伎座さよなら公演
歌舞伎座と文化遺産の保存──想い出の場所
歌舞伎座という名器──衝撃音を活かす空間
歌舞伎座最後の『助六』──意地と張りの極致

第8章 日本文化の再発見
武道と死生観──鞘の内の文化と切腹
武士道をつらぬくソフトウェア──主従は三世の絆と葛藤
日本の表芸の精神──日本刀と職人芸
お座敷文化の再興──邦楽の裾野
『陰影礼賛』の境地──ゆれる灯りの時間
信仰と芸能──慈・悲・喜・捨

第9章 日本の再創造に向けて
伝統文化と先端技術──伊達政宗の毛髪分析
創造性を生む脳とは──意欲・情熱と自由意志
経済と文化──賢民の育つ国こそ豊かな国になる
東日本大震災後の再創造に向けて──経済至上主義から恵み合う文化へ

しなやかな靭さを育んだ共通の原点 小泉英明



■著者紹介

市川團十郎(いちかわ・だんじゅうろう)

本名、堀越夏雄。名跡「市川團十郎」十二代目として歌舞伎界を牽引。1946年8月6日、九代目市川海老蔵(十一代目團十郎)の長男として生まれる。53年、市川夏雄として初舞台、58年、新之助襲名。65年、父の急逝で後盾を失うが、四代目尾上菊之助(七代目菊五郎)、初代尾上辰之助(三代目松緑を追贈)とともに、「三之助ブーム」をよぶ。69年の海老蔵襲名、85年の團十郎襲名は歌舞伎界の一大イベントとなる。2004年、長男の十一代目海老蔵襲名披露公演の最中に白血病を発症し、治療に専念するが、秋のパリ・シャイヨー宮公演で復帰。さらに二回の入退院をへて舞台復帰。
著書『歌舞伎十八番』(河出書房新社)、『團十郎の歌舞伎案内』(PHP新書)、『團十郎復活』(文藝春秋)など。

小泉英明 (こいずみ・ひであき)

(株)日立製作所役員待遇フェロー、東京大学先端科学技術研究センター客員教授を経てボードメンバー、(社)日本工学アカデミー理事・国際委員長。 1971年、東京大学基礎科学科卒業。76年、偏光ゼーマン法の創出で理学博士。日立MRI開発プロジェクトリーダーとして種々の新技法を開発。95年、光トポグラフィ法を創出して「心の計測」に取り組む。同社基礎研究所所長、(社)日本分析化学会会長、(独)科学技術振興機構「脳科学と社会」領域総括などを歴任。大河内記念賞ほか内外の多くの賞を受賞。ローマ法王庁科学アカデミー創立400周年にて記念講演。『日経サイエンス』誌創立40周年特集号がノーベル賞候補として紹介。
著書『脳は出会いで育つ』(青灯社)、『脳の科学史』(角川SSC新書)、『脳科学の真贋』(日刊工業新聞社)、編著書『幼児期に育つ 科学する心』(小学館)、『育つ・学ぶ・癒す 脳図鑑21』『脳科学と芸術』(工作舎)など。

内容説明

明治三陸大津波の罹災孤児の救済を、その淵源とする「コドモの園幼稚園」。夏雄ちゃんと英明ちゃん、二人の同期生が半世紀ぶりに再会し、修行と教育、脳と身体、信仰と芸能、知性と感性、呼吸と音楽、演技と時間…そして、日本の明日を語る。

目次

第1章 コドモの園幼稚園からパリ、ヴァチカンへ
第2章 江戸庶民と荒事の精神
第3章 襲名システムの妙
第4章 海老蔵から團十郎へ
第5章 刹那と永遠の狭間で
第6章 多彩なエロス、色悪の誘惑
第7章 歌舞伎座さよなら公演
第8章 日本文化の再発見
第9章 日本の再創造に向けて

著者等紹介

小泉英明[コイズミヒデアキ]
(株)日立製作所役員待遇フェロー、東京大学先端科学技術研究センター客員教授を経てボードメンバー、(社)日本工学アカデミー理事・国際委員長。1971年、東京大学基礎科学科卒業。76年、偏光ゼーマン法の創出で理学博士。日立MRI開発プロジェクトリーダーとして種々の新技法を開発。95年、光トポグラフィ法を創出して「心の計測」に取り組む。同社基礎研究所所長、(社)日本分析化学会会長などを歴任。大河内記念賞ほか受賞。ローマ法王庁科学アカデミー創立四〇〇周年にて記念講演。『日経サイエンス』誌創立四〇周年特集号がノーベル賞候補として紹介

市川團十郎[イチカワダンジュウロウ]
本名、堀越夏雄。名跡「市川團十郎」十二代目として歌舞伎界を牽引。1946年8月6日、九代目市川海老蔵(十一代目團十郎)の長男として生まれる。53年、市川夏雄として初舞台、58年、新之助襲名。四代目尾上菊之助(七代目菊五郎)、初代尾上辰之助(三代目松緑を追贈)とともに、「三之助ブーム」をよぶ。69年の海老蔵襲名、85年の團十郎襲名は歌舞伎界の一大イベントとなる。2004年、長男の十一代目海老蔵襲名披露公演の最中に白血病を発症し、治療に専念するが、秋のパリ・シャイヨー宮公演で復帰。さらに二回の入退院をへて舞台復帰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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なつおだん

2
立 402012/07/16

shellgai

1
團十郎と幼稚園で一緒だった科学者の小泉氏の対談。歌舞伎と脳科学の話を中心に話題が多岐にわたっていて面白い。2012/06/17

garyou

0
最初のうちはまつたく会話がかみあつてゐないやうに思はれることもあつてハラハラしたが、第2章あたりから俄然おもしろくなつてくる。時期的に、先代歌舞伎座も最初は音響よくなかつた、といふ話に興味を惹かれる。何ヶ月か休んで調整したとのこと。いまの歌舞伎座、松竹にそれをできる力があるかどうか。 團十郎が海老蔵とお墓について話してゐた、といふくだりが今となつてはどうにも、ね。2013/04/10

ゆらゆあん

0
幼なじみの歌舞伎役者と脳科学者が、お互いの専門分野について語り合う。興味深いエピソードが盛りだくさん。芸能と科学って相性が良いのね。2012/05/07

ましゅまろ王子

0
脳科学者の方と市川團十郎が対談をする形式でまとめられている本。お二人は同じ幼稚園に通っていたそうです。ところどころ漢字に、強調する意味の・(てん)がふられているのが気になった。なんの意味があるのだろう?脳科学の話に興味が持てず、團十郎さんのセリフだけをかいつまんで読みました。 2018/09/02

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