出版社内容情報
朝日新聞書評では「本書から、本を読むことの、思索することの奧の深さを教わった」と結ばれ、週刊朝日の書評も「ナチュラリスト」アイズリーを高く評価している。
内容説明
「物理学や天文学、生物学その他の科学の領域における最新の発見によって、人間の自身についての個人的、もしくは集合的概念にどれほどの違いが生じるだろう?」ソロー、エマソンの系譜をつぐナチュラリスト、20世紀のアメリカを代表するエッセイスト、詩人として知られ、考古学者、人類学者、博物学者でもある孤独な思索者の随想録。
目次
1 自然と自伝(鳥たちの裁判;長い孤独;惑星を一変させた花;無邪気な子ギツネ;守護霊 ほか)
2 科学とヒューマニズム(星投げびと;科学と聖なる感覚;人間の冬;人間対宇宙;自然へのソローのまなざし ほか)
著者等紹介
アイズリー,ローレン[アイズリー,ローレン][Eiseley,Loren]
ソロー、エマソンの系譜をつぐナチュラリスト。二〇世紀のアメリカを代表するエッセイスト、詩人として知られる。1907年9月2日、アメリカのネブラスカ州に生まれる。画家で巡業芝居の役者だった父と耳の聞こえぬ母のもと、「ひとりっ子」として貧しい家庭に育つ。青年時代には世界恐慌を体験、アメリカ中を旅しながら職を転々とした。やがて学問の道を志し、ペンシルヴァニア大学教授に着任。同大学の学部長、全米人類学会の次長、そして米国科学促進協会の次長およびその科学史部の議長を務め、理系・文系を問わず多くの賞や名誉学位を受ける
千葉茂樹[チバシゲキ]
1959年北海道に生まれる。国際基督教大学卒業。編集者としてR・カーソン著『センス・オブ・ワンダー』をはじめ七〇数冊の出版に携わったのち、英米作品の翻訳に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
兎乃
ykshzk(虎猫図案房)
mawaji
OZAC
ぱせり