出版社内容情報
世界を探求して見つけた
人生100年時代の「理想のライフスタイル」とは?
〈ブルーゾーン〉とは100歳人が多く暮らす長寿地域
このエリアを探求し、「ナショナル・ジオグラフィック」取材班と著者は
彼らに共通する、健康長寿の「秘訣」を見つけていく
100歳超の最期を迎えるまで、体も心も、認知機能も、
いきいきと元気なブルーゾーンの長寿者たちは
何を食べ、どんな環境で暮らしているのか?
「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー
「ナショナル・ジオグラフィック」渾身のルポルタージュ
5番目のブルーゾーンを初めて加えたフルバージョン
名著の最新版、待望の邦訳!
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「ナショナル・ジオグラフィック」誌とチームを組んだダン・ビュイトナーは
世界の長寿研究者たちを巻き込み、ブルーゾーンの徹底研究をスタートさせる。
取材を重ねて見つけた世界の百歳人(センテナリアン)に学ぶ健康と長寿の9つのルールとは?
彼らは、何を食べて、どのように一日を使い、人と付き合い、ストレスを発散させ、
どんな世界観を持っているのか?
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【本文より】
余命6カ月の男性はブルーゾーンに移住して――
スタマティスは余命6カ月から9カ月の肺がんと診断された。
彼はふと思いついて、生まれ故郷のイカリア島に戻る。コバルトブルーのエーゲ海を見下ろすオークの木蔭のある墓地に、両親と一緒に埋葬してもらうのだ。
友人たちに囲まれ過ごすうちに、不思議なことが起こった。半年が過ぎても、彼は死ななかったのだ。そして35年後の今日、彼は100歳になり、がんとは無縁の生活を送っている。彼は化学療法も薬も治療も一切受けていない。彼がしたことは、イカリア島への移住だけだった。
(「第6章」より)
内容説明
「ナショナル・ジオグラフィック」誌とチームを組んだダン・ビュイトナーは世界の長寿研究者たちを巻き込み、ブルーゾーンの徹底研究をスタートさせる。取材を重ねて見つけた世界の百歳人(センテナリアン)に学ぶ健康と長寿の9つのルールとは?彼らは、何を食べて、どのように一日を使い、人と付き合い、ストレスを発散させ、どんな世界観を持っているのか?5番目のブルーゾーンを加えたセカンドエディション、待望の邦訳。
目次
はじめに―人生を変える旅に出かけよう
第1章 長寿の真実とは?
第2章 イタリア・サルデーニャ島
第3章 日本・沖縄
第4章 アメリカ・ロマリンダ
第5章 中米コスタリカ・ニコジャ半島
第6章 ギリシャ・イカリア島
第7章 世界の百歳人に学ぶ健康と長寿の9つのルール
おわりに―どのような人生を選ぶか、選択はあなた次第
著者等紹介
ビュイトナー,ダン[ビュイトナー,ダン] [Buettner,Dan]
研究者、探検家、作家。1960年、アメリカ・ミネソタ州生まれ。セントトーマス大学卒業後、ワシントンのラジオ局勤務。世界6大陸を自転車で横断し、3つのギネス世界記録を達成する。その後も、健康・長寿・幸福を実現する手法を探し求め世界を旅している。ライフ誌、ナショナル・ジオグラフィック誌などに記事を執筆。ナショナル・ジオグラフィック誌の特集「長寿の極意」では同最高売上を記録するとともに、「ナショナル・マガジン・アワード」(米国雑誌業界のオスカーと呼ばれる)のファイナリストに選定される。本書は、その特集を元に、新たな調査・研究を加えて執筆された。CNNなどテレビ番組にも多数出演。また、ドキュメンタリー・プロデューサーとしてエミー賞を受賞
荒川雅志[アラカワマサシ]
国立大学法人琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野教授。1972年、福島県生まれ。学習院大学卒業、福岡大学大学院医学研究科社会医学系疫学専修修了。医学博士。1999年に沖縄に移住、長寿者のライフスタイル研究、沖縄健康長寿素材の研究、海洋療法の研究を行なう一方、地域資源を活かしたニューツーリズム、ウェルネスツーリズムのモデルを産学官連携で多数開発する。旅の起源、健康と観光とを結ぶ「ヘルスツーリズム論」を日本で初めて開講。ウェルネス研究、ウェルネスツーリズム研究の第一人者でもある。長寿やウェルネスに関する寄稿や国際講演多数。学生時代に重量挙げ競技パワーリフティング全日本学生選手権で優勝(56kg級)、アジア選手権代表に選出された異色の経歴も持つ
仙名紀[センナオサム]
翻訳家。1936年、東京生まれ。上智大学新聞学科卒。朝日新聞社で雑誌編集などにたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
mawaji