ライプニッツ著作集 〈2〉 数学論・数学 原亨吉

ライプニッツ著作集 〈2〉 数学論・数学 原亨吉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875022770
  • NDC分類 134.1
  • Cコード C1310

出版社内容情報

■目次---------------------------------------------------------

◎数学論
1 普遍的総合と普遍的解析、すなわち発見と判断の技法について
2 普遍数学
3 数学の形而上学的基礎

◎数学
1 [ガロアへの手紙]無限算へのアプローチ
2 [ホイヘンスへの手紙]算術的求積
3 重心論による求積解析1・2
4 求積解析第2部
5 3個の[実]根を持つ立方方程式の解法、虚の量の介入によって表現された実根、
  および第6の算術演算について
6 逆接線法
7 オルデンバーグへの手紙
8 接線の微分算
9 オルデンバーグへの手紙
10 誤謬が避けられ、精神があたかも手をひかれるように導かれて、数列が容易に
  見出される、新しい解析の実例
11 有理数によって表わされた、外接正方形に対する円の真の比について
12 分数式にも無理式にも煩わされない極大・極小ならびに接線を求める新しい方法、  
  またそれらのための特別な計算法
13 接触角と接合角の性質、および実践的数学において扱いにくい図形をそれに代
  わるより簡単な図形で置き換える際の、これらの角についての新考察
14 深奥な幾何学ならびに不可分者と無限の解析について
15 ホイヘンスへの手紙1・2
16 柔軟なものが自身の重さによって描く曲線について、また任意個の比例中項と
  対数を見出すためのその曲線の格別な利用法について
17 ニュートンへの手紙

目次

1 数学論(普遍的総合と普遍的解析、すなわち発見と判断の技法について;普遍数学;数学の形而上学的基礎)
2 数学(「ガロアへの手紙」無限算へのアプローチ;「ホイヘンスへの手紙」算術的求積;重心論による求積解析;求積解析;3個の「実」根を持つ立方方程式の解法、虚の量の介入によって表現された実根、および第6の算術演算について ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

0
極大・極小の探究は算術から比率の学への飛躍を目指す。微積分学においてニュートンが流率(時間の変化率)を導出するのに対し、ライプニッツは光学の入射角・屈折角・媒質の密度から始めて当該領域の記号を整理して数学の発展に寄与したとされる。が、彼は自分の形而上学を「ある程度まで数学的」と述べるに留めた。後の数学は彼の形而上学が追究した「無限少量」の想定を疑問視し、彼が分析において量を残し、総合では取り除くはずだったと解釈するが、この「量」こそが彼の自然学や認識の言語へ数学を接続するハブになった点は見逃されたようだ。2017/02/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1037864
  • ご注意事項