目次
序章 意識の祖型としての弥生
第1部 弥生史再現のこころみ(弥生への胎動;弥生の開幕;金属神の渡来;ニニギノ命とアメノホアカリノ命の新天地開拓;弥生中期の大陸と列島のヒメ・ヒコ体制;神武東征と大和におけるヒメ・ヒコ体制の成立;邪馬台国と卑弥呼の秘密;国際情勢と三角縁神獣鏡;幻の狗奴国と応神の系譜;三輪王朝の成立とヒコの権力の拡大;狗奴国の応神による三輪王朝の革新)
第2部 弥生人の精神文化誌(弥生人の性格と鬼神信仰;朝鮮半島の神話と高木神;弥生の農耕祭祀;祓そして禊と海人族の思想;金属神;弥生祭祀をめぐって;戦争の誕生;方形周溝墓から前方後円墳へ;「いさなき」空間からのメッセージ)