内容説明
慶応4年から明治元年へ。戊辰戦争のまっただなか、西郷隆盛は新潟松浜になんと一ヶ月も滞在していた。そして「庄内藩を許す旅」がここから始まった。異郷にひそむ維新の英雄の胸に去来するものは何だったのか。
目次
西郷隆盛の新潟松浜滞陣はほんとうか
西郷はいつからいつまで松浜にいたのか
西郷はなぜ新潟に滞陣しなかったか
西郷は松浜でどうすごしたか
西郷はなぜ新発田に滞陣しなかったか
地元に残る西郷の話
西郷と石原倉右衛門―松ヶ崎での奇しき因縁
西郷、庄内路を行く
西郷、仇を恩で報いる
人間・西郷の人間的な日々〔ほか〕
著者等紹介
小島勝治[コジマカツジ]
1942年新潟市生れ。1967年立命館大学文学部西洋史学科卒。新潟県小学校教諭。1996年新潟県小学校長。2003年定年退職。新潟市北地区歴史文化研究会会長、「文芸あがきた」編集委員、新潟市北区博物館協議会委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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