出版社内容情報
ロシア軍によるウクライナ全面侵攻で、ロシアのプーチン大統領の動向が注視されている。
プーチンが権力を掌握した1999年8月から2022年2月のウクライナ侵攻までは一直線につながっている。
プーチンの権力の源泉であるチェチェン戦争とそれに関連するテロや暗殺で権力基盤を絶対にした
大統領二期。
緊迫するウクライナ情勢から侵攻に至るまでを今後の世界の動きと共に綴る。
内容説明
暴走の起点はチェチェン戦争だ。国際秩序を転換させたロシアのウクライナ侵攻に至る22年の軌跡を追う!“ロシア帝国”復活を実現するためのプーチン大統領の思想と行動=プーチン主義(プーチニズム)が、周辺諸国の状況にほとんど関係なく、貫かれているのではないのか。プーチニズムを一言で表現するなら「邪魔者は消せ」。彼が首相に就任した1999年8月16日から2022年2月24日のウクライナ侵攻開始まで、プーチニズムという名の重機関車が爆走してきた。
目次
1章 誰が彼女を殺したのか
2章 邪魔者は消せ―元KGB将校暗殺事件
3章 暗殺大国ロシア―要人の暗殺
4章 ジャーナリストは敵である
5章 国際NGOの八割を「非合法化」
6章 暴走の加速化とウクライナ侵攻
7章 プーチン暴走の起点はチェチェン戦争
著者等紹介
林克明[ハヤシマサアキ]
1960年長野市生まれ。ノンフィクション・ライター。業界誌記者を経て「週刊現代」記者、その後1995年1月からモスクワに移りチェチェン戦争を取材、96年12月帰国。第一作『カフカスの小さな国』で小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞。『ジャーナリストの誕生』で週刊金曜日ルポルタージュ大賞受賞。月一回の勉強会「草の実アカデミー」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Isamash
Francis
タキタカンセイ
creatoyama
Go Extreme