内容説明
昭和十六年、沖縄。美しい海と空にかこまれて、平山家の父・母・五人の兄弟は楽しくくらしていた。しかし、太平洋戦争がはじまり、一家に暗く重い影がしのびよる。長男は出征、次男と長女も学徒動員で戦場へ…。家族がばらばらになり、世間が「お国のために命をささげよ」というなかで、父は、子どもたちに命の大切さを伝えようとする。文化庁芸術祭大賞受賞の名作ドラマノベライズ。
著者等紹介
遊川和彦[ユカワカズヒコ]
脚本家。1955年、東京生まれ。ドラマ「家庭の問題」(TBS)で脚本家としてデビュー。以後、次々とヒット作を生み出す。ドラマのノヴェライズ本も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あーちゃん
15
沖縄の戦争の話 たくさんの人にぜっっっっったい読んで欲しい 私は結構 涙もろいので、 すぐに泣いちゃう˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚ 大切なことなので最後にもう一度言います この話を読んで欲しいです。2021/01/07
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
明石家さんまさんのドラマが話題になりましたね。読みながらさんまさんの映像が脳内にチラついてしまいました(笑)。けれど沖縄戦のことがしっかり書かれていて重く切ない話。児童向けなので分かりやすく書かれています。 『司書と先生がつくる学校図書館』より5年生向け。2021/03/29
Y子
2
おじーおばーは普通にしてたけど悲惨な体験してたんだよな~と感慨深くなった。児童向けだから読みやすい。2013/11/14
チャーリー
0
ドラマの方を先に見て最初はさんまの主役に違和感ありましたが、見ているうちにこの役にピッタリだと感じました。子どもたちに読んでほしいです。2022/09/19
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