内容説明
オオスズメバチは、日本の生態系を守る王者だ。でも、ミツバチを襲う憎い敵でもある。オオスズメバチを駆除せず共存するにはどうすれば良いか?ここに、一つの答えがある!
目次
1部 ミツバチ飼いのためのオオスズメバチ論(ミツバチとオオスズメバチ;オオスズメバチと生態系;オオスズメバチとどう付き合うか;オオスズメバチを防ぐ)
2部 階段式オオスズメバチ撃退器を作る(階段式オオスズメバチ撃退器組立図;階段式オオスズメバチ撃退器の組み立て方)
著者等紹介
御園孝[ミソノタカシ]
1952年生まれ。東京農業大学卒業。造園業のかたわら埼玉県小川町で、自給用に農薬、除草剤、化学肥料を使用しないで米、小麦、野菜を30年ほど栽培中。ニホンミツバチの保護及び、在来種の蜜源植物の紹介、植樹活動。ネオニコチノイド系農薬の使用中止を求めるネットワーク共同代表。「ミツバチを救え!」DVD製作プロジェクト実行委員会実行委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
26
足掛け3年。オオスズメバチらを駆除することに憂いていた友人・御園孝が悩みつつ、ようやく完成させました。私はDVD制作とイラストを担当しています。科学的な大発見が書かれているわけではありません。「何かひとつの利益のために、それに反するものを殺すというのはどうなんだろう」という、かなり普遍なアイデアが基盤になっています。中学生ぐらいの人たちから読んでもらえたら嬉しいです。どうか、またスズメバチ駆除の特集がテレビで流れたら思い出してください。彼女たちも必死に生き残ろうとしているだけなのだということを。2017/06/07
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