サハリン残留―日韓ロ 百年にわたる家族の物語

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サハリン残留―日韓ロ 百年にわたる家族の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874985939
  • NDC分類 369.37
  • Cコード C0021

出版社内容情報

国家に翻弄され、世代間の文化的アイデンティティの葛藤を抱えながらも、「国境」を越えてたくましく生きる10の家族の物語である。

内容説明

サハリン(樺太)。かつて日本とロシアが支配権をめぐって争ったこの島には、日本・韓国・ロシア3国にまたがる生活空間を築きあげた人びとがいる。本書は、国家に翻弄されながらも、「国境」を超え、「多文化」の中でたくましく生きる10の家族の物語。

目次

「家族」と暮らす(日・韓・ロ三国に広がる生活空間;戦後サハリンで生き抜いた母と帰国三世の孫のアイデンティティ;「永住帰国」の道を切り拓いた人生;三つの文化のなかで子育てする帰国三世)
「国境」を超える(亡き母の望郷の思いを抱きしめて生きる娘;サハリン・北海道・仁川を行き来する;韓国に「永住帰国」した日本人女性)
サハリンで生きる(トマリの土になる;実の父と母を抱きしめたい;私の「故郷」はサハリン)

著者等紹介

玄武岩[ヒョンムアン] [Svetlana,Paichadze]
1969年生まれ。韓国・済州島出身。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。同大学院情報学環助手を経て、2007年より北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授

スヴェトラナ,パイチャゼ[スヴェトラナ,パイチャゼ]
1972年生まれ。ロシア出身。北海道大学国際広報メディア研究科博士課程修了。博士(国際広報メディア)。2006年より土曜教室「ロシア学校」教師。2008年よりCaSA(Child‐assist Sapporo Association)の代表。北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院助教を経て、2016年より学術研究員

後藤悠樹[ゴトウハルキ]
1985年生まれ。大阪府出身。日本写真芸術専門学校卒業。2006年よりライフワークとしてサハリンの撮影を始め、以後、定期的にサハリンを長期滞在する。広告写真家のアシスタント、アパレルスタジオカメラマンを経て、現在写真館勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hiratax

1
サハリン残留朝鮮人問題はよく知られているが、日本人の残留は知られていない(日本政府の見解は日本人は全員戻ったので残留者はいないというもの)。朝鮮人と結婚するなどして現地へ残る。日本語、朝鮮語、ロシア語のトライリンガルになった者もいる。さらに戦後にスターリンの隔離政策で、朝鮮半島沿岸部から、中央アジアへ渡った朝鮮族(高麗人)が教師としてやってきて、日帝の手先としてサハリン残留朝鮮人を教育・抑圧するといったエピソードははじめて知る。2016/08/16

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