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内容説明
自閉症スペクトラム障害の子どもはどんな困難を抱えているのか。発達段階に即してその特徴を追いつつ、どのような発達援助が必要なのか、学級づくりの留意点は何か。気鋭の臨床教育学者が、現場の実践例を引きつつ、そのあり方を検証する。
目次
序章 自閉症スペクトラム障害(ASD)の基礎的理解(ASDの主要な特徴について;ASDのその他の特徴;ASDに対する不適切な対応によって生じる問題行動)
1章 子どもの自我・社会性の発達過程と自閉症スペクトラム障害(就学前期の自我・社会性の発達過程と自閉症スペクトラム障害;学齢期の自我・社会性の発達過程と自閉症スペクトラム障害)
2章 少年期の自閉症スペクトラム障害の子どもの発達権を保障する教育実践(段階1(6~9歳頃)の発達権保障と子ども集団づくり
段階2(9~11歳頃)の発達権保障と子ども集団づくり
段階3(11~13歳頃)の発達権保障と子ども集団づくり)
3章 思春期の自閉症スペクトラム障害の子どもの発達権を保障する教育実践(思春期の発達権保障と子ども集団づくり;二次障害が深刻で支援が難しい子どもと子ども集団づくり)
4章 ASDの子どもを持つ保護者との共同・連携に向けての課題(ASDの子どもを持つ保護者が体験してきた困難や傷つき;保護者との共同に向けての課題;保護者にも発達障害の問題がある場合の対応)
著者等紹介
楠凡之[クスノキヒロユキ]
1960年大阪に生まれる。1989年京都大学教育学研究科後期博士課程満期退学。1992年北九州市立大学文学部に専任講師として赴任、2005年より同教授。専門は臨床教育学(子どもの人格発達と教育指導、家族援助論)。日本生活指導学会理事、全国生活指導研究協議会指名全国委員、日本学童保育学会理事、NPO法人学童保育協会理事長、学童保育指導員専門性研究会九州支部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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