出版社内容情報
世界中を旅してきたベテラン作家による珠玉の旅エッセイ。これまでの数多くの辺境旅の中から、特に忘れ得ぬ旅を厳選。ケニア、モロッコ、ポルトガル、バスク、北極圏、シベリア、中国など、10の辺境の旅物語を硬質な筆致で書き下ろした。「辺境への旅は私の人生をも変えてくれた」と語る著者渾身の一冊。
内容説明
過ぎゆく日々の中で去来するさまざまな旅の記憶。なかでも深く心に刻まれた辺境の旅。そこで何を見て、何を感じて、何が変わったのか。作家・芦原伸による極上の旅エッセイ集。
目次
1 ケニア グッドモーニング、ケニア
2 モロッコ 砂漠の誘惑、アザーンの響き
3 ポルトガル サウダーデ、失われたものへの哀歌
4 バスク ザビエルの見果てぬ夢
5 北極圏 イヌイットの国の風景
6 シベリア シベリアの初夏をゆく
7 中国・新疆 シルクロード、辺境の食卓
8 オーストラリア・タスマニア 人生の深い味わいを釣る
9 アメリカ 「大いなる西部」の片隅で
10 カナダ ホッキョクグマに会いにいった
著者等紹介
芦原伸[アシハラシン]
1946年生まれ。名古屋育ち。ノンフィクション、紀行作家。北大文学部卒。出版社勤務を経てフリーランスに。1980年、創作集団「グループ・ルパン」を主宰。編集者、記者として世界70ヵ国を取材する。「天夢人Temjin」(出版社)の編集長、代表を経て2019年独立。日本文藝家協会、日本旅行作家協会会員。著書に「へるん先生の汽車旅行」(集英社)(第10回開〓健ノンフィクション賞最終候補作品)、「被災鉄道」(講談社)(第40回交通図書賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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