内容説明
子育てに悩む親、学校や学童保育の現場で苦しみ立ちつくす教師・指導員に贈る、「癒し」と「励まし」のメッセージ。
目次
第1話 自分の弱さをいとおしむ―「教育臨床」という仕事への第一歩
第2話 「よわね」をはいても大好きだよ―自分を愛する心(自己肯定感)を贈る
第3話 「黒い幸太くん」と「白い幸太くん」―乖離に苦しむ子どもたち
第4話 しみじみ感じる心をはぐくむ―あかるさ強迫(躁的防衛)に苦しむ子ども
第5話 あなたのとなりに「トトロ」はいますか?―響きあいつつ聴きとる身体へ
第6話 子どもの「たからもの」が見えるとき―落ち着きのないあの子は“ADHD”?
第7話 親(おとな)もつらい激しい競争社会―傷ついた人びとの絆が未来をひらく
第8話 夢みる「ムーミン谷」の子どもたち―公的責任をたいせつにする福祉国家フィンランド
第9話 ひとりで悩まない、ひとりで抱え込まない―「共依存」ではなく美しい人間愛へ
第10話 子どもとのほどよい距離感覚―エンパワメントの発達援助学
第11話 癒される心、励まされる心―聴きとり語り合う絆を「回復」するために
著者等紹介
庄井良信[ショウイヨシノブ]
1960年、北海道美幌町に生まれる。広島大学大学院教育学研究科博士課程、広島大学教育学部助手、県立広島女子大学・生活科学部・人間福祉学科助教授、フィンランド・ヘルシンキ大学在外研究員を経て、現在、北海道教育大学大学院(独立専攻)学校臨床心理学講座・助教授。専門分野は、臨床教育学。さまざまな悩みや困難を抱えた家庭・地域・学校教育の現場と手をつなぎながら、教育相談活動に参画している
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