- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 演劇
- > オペラ・ミュージカル
内容説明
近年活気を呈している日本オペラの歩みをたどり、個々の作品を詳しく紹介、またオペラ作家の創造活動を分析・論評する。
目次
1 歩み(日本のオペラ小史;二期会“指環”完結までの歩み―オペラ史におけるその意義;各地のオペラが抱える課題―第二回全国オペラフォーラム ほか)
2 作品(清水脩;小山清茂;別宮貞雄 ほか)
3 人(山田耕筰と「黒船」―そしていま、日本オペラ協会が上演する意義;「修禅寺物語」と清水脩;オペラ作家團伊玖磨と「ひかりごけ」 ほか)
著者等紹介
佐川吉男[サガワヨシオ]
1926年、青森県弘前市の生まれ。旧制東京高等学校理科乙類卒業後、早稲田大学演劇科に進む。在学中より音楽ジャーナリズムにかかわり、レコード雑誌『ディスク』の編集長を務める。その後『音楽の友』、『レコード芸術』、『ステレオ』、『LP手帖』などの音楽雑誌の新譜レコード評や『朝日新聞』のビデオストーリートと新譜視聴室を長年にわたった担当した。さらにオペラの分野においても各誌やコンサートのプログラムに寄稿するなど、評論活動を活発に行なった。一方、武蔵野美術大学教授を務めたほか、東京藝術大学や武蔵野音楽大学、また新国立歌劇場オペラ研修所においてオペラ史やオペラ演出史、舞台美術史の教育研究にもあたってきた。チェコ音楽にも造詣が深く、その分野における研究・評論も数多い。その功績により、1979年、当時のチェコスロヴァキア文化省より「ヤナーチェク・メダル」を授与されている。2000年5月10日、病のため74歳で亡くなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。