内容説明
夫の気性は、分かっているつもりだったが、今度ばかりは、本当におどろいた。君を一番つれていきたいのは、フランスだ！といわれたって、旅行じゃない。南フランスのトゥールーズに移住しよう、というのだ。定年後まで、単身で行かせる訳には、いかない。夫の人生が輝いているとき、よりそっての南フランスへ。
目次
青春の夢よ、もう一度
初めてのフランス旅行
トゥールーズの家
トゥールーズの生活
トゥールーズミライュ大学のお茶会
シャルパンティエの日（大工さんの日）
夫と私が映画に出演する
ちょっと、待っててね
白い馬のいる館（初夏）
お役に立てるとき、立てないとき
リモージュへの旅
長女悦子一家の訪れ
気ままなふたり旅
日本人ってどんな生活しているの？
帰国後
私のフランス茶会
著者等紹介
林美智子［ハヤシミチコ］
富山県南礪市に生まれる。金沢大学出身。上京後、東京都内で、小学校教師をする。日本児童文学者協会の第二十九期児童文学学校を終了後、第三十四期、第三十五期、第三十六期の創作教室にて学び、童話を書くようになる。第十二回『学研読み物特賞』の高学年部門において、「二枚の絵」が入選、発表される。この『よりそっての南フランス』が、初めての本。日本児童文学者協会・会員。同人誌『メルヘン２１』『フクブクロ』に所属（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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