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出版社内容情報
美貌ゆえに次々襲いかかる過酷な運命に翻弄されて…
その美貌ゆえ実の母に疎まれ、ルリは遠い異国の老女性実業家メイに14歳で売り渡された。メイの秘書として仕え、22歳になるまでの8年間、屋敷から一歩も外へ出ることすら許されず…。ところがメイが突然亡くなり、遺産を引き継ぐ孫のガブリエル・ディーンが現れると、状況は一変する。亡きメイは遺産相続にあたり、ガブリエルがルリと結婚することを条件にしていたというのだ。私は再び売られるのだろうか。絶望するルリを、ガブリエルは強引に承諾させようと…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
23
ベネズエラから買われてきた絶世の美女を、祖母の死後遺産として受け継いだ男子が恋をしているのも気づかずに悶々とするのを呆れて眺めるお話です。絵がかわいい~。人身売買って信じられないような話に感じますが、アメリカでは牛乳パックに行方不明の子どもたちが掲載されてたりしてびっくりしたものです…。現在Soft White Underbellyという社会的弱者や麻薬常習者のインタビュー番組をよく見ているのですが、ほんと、信じられないような経験をしている人がたくさんいるんですねえ…。HQはハッピーエンドだけど…。2021/11/08