間中一代さんの栃木語り

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874491881
  • NDC分類 388.132
  • Cコード C3092

内容説明

本書は、講座での間中一代さんの語りを中心に、地域ボランティアでの語りも翻字して紹介する。先の研究者が無視した現代語り、多様な場面と情熱を再確認した。現代社会の複雑な場面が、間中一代さんの語りの側面を多様にして、語り口も多彩にしている。

目次

栃木伝説(イデン坊の足あと;磯山の天狗の足あと ほか)
昔話・世間話(時鳥の兄弟;雨蛙不孝 ほか)
活動資料(琴平神社;太平山名物卵焼き・焼き鳥・団子のいわれ ほか)
研究ノート(伝説のダイナミズム―「岩船地蔵説話」を中心に;栃木語り再生)

著者等紹介

野村敬子[ノムラケイコ]
昭和13年、山形県真室川町生まれ。國學院大學卒業。口承文芸学研究者。國學院大學栃木短期大学講師。日本口承文芸学会会員

霧林宏道[キリバヤシヒロミチ]
昭和37年、栃木県生まれ。栃木県立石橋高等学校、國學院大學卒業。宇都宮大学大学院教育学研究科修士課程修了。説話文学研究者。現在、栃木県立石橋高等学校勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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T

9
栃木市周辺の民話の語り部・間中一代さんを起点に、活動録、民話、笑話の書き起こし、編者による研究ノートが編まれた本。栃木市の民話の書き起こしは、訪ねたことのある場所の謂れを知ることができて楽しく読めたのだが、後半の栃木市とは関係ない小話については分量に圧倒されてなかなか読み進まず。語りで聞けば面白かったのかもしれない。お坊さん、山姥、お地蔵さん、川の神、妖怪など、子どもの頃見たアニメ日本昔ばなしを思い出したが、あれも民話採集の賜物だったのだと気がついた。お気に入りは、前から縁のある鰻の神社、塩庚申。2023/09/18

もこもこ

1
語り良い言葉を選んでいるようで耳障りご良さそう。何か1つ語れるようにしたいと思います。2023/09/13

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