内容説明
S.V.ラフマニノフ生誕150年記念。ラフマニノフ研究に新たな地平を切り拓く、伊藤悠貴渾身の初著作!
目次
第1章 歌曲―ラフマニノフ作品の特徴と象徴主義(器楽演奏のための編曲手引き;最初期の歌曲;初期の歌曲;中期の歌曲;後期の歌曲と象徴主義;最後の歌曲集;遺作/その他)
第2章 合唱曲―ラフマニノフ芸術の“頂点”(器楽演奏のための編曲手引き;合唱交響曲『鐘』(作品35)
二つの無伴奏宗教合唱曲)
第3章 歌劇―器楽的抒情と後の作品への影響(器楽演奏のための編曲手引き;『アレコ』;二つの歌劇;『吝嗇の騎士』;『フランチェスカ・ダ・リミニ』)
第4章 室内楽―『チェロとピアノのためのソナタ』へ(器楽演奏のための編曲手引き;チェロのための作品;室内楽作品;ヴァイオリンのための作品)
著者等紹介
伊藤悠貴[イトウユウキ]
チェロ奏者。1989年東京生まれ。15歳で渡英。ブラームス国際コンクール第1位、ウィンザー祝祭国際弦楽コンクール第1位。名門フィルハーモニア管弦楽団との共演でデビューして以来、ソリストとして世界各地に客演。幅広いレパートリーの中核にラフマニノフ研究を据え、ワールドワイド・デビュー盤「ラフマニノフ:チェロ作品全集」、室内楽の殿堂ウィグモア・ホール(ロンドン)史上初のチェロ奏者による「オール・ラフマニノフ・リサイタル」など、その先駆けとして確固たる実績を築いている。2019年(第17回)齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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