内容説明
認知言語学の立場からの英語構文研究に新境地を切り開く!ある種の動詞は書き換え可能とされる2つの構文で用いられる。そのような書き換えが成立するのはなぜか?それらの構文はどのように使い分けられているのか?多様な実例の観察をもとに、動詞と構文をめぐる謎に挑む。
目次
第1章 序論
第2章 認知言語学の構文研究と場所格交替
第3章 場所格交替の先行研究と課題
第4章 場所格交替と評価的意味
第5章 場所格交替と構文の複合形
第6章 場所格交替とレシピ
第7章 非交替動詞が交替するとき
第8章 英語の場所格交替に相当する日本語の表現
第9章 結語
著者等紹介
野中大輔[ノナカダイスケ]
2021年、東京大学大学院人文社会系研究科にて博士(文学)の学位を取得。現在、工学院大学学習支援センター講師。専門は英語学、認知言語学。本書にて第四回東京大学而立賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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