内容説明
民主的言語教育の歴史的意義と現在の言語教育にも通底する普遍的価値を解明する。複言語主義の源流へ。
目次
序論 民主的言語教育の研究意義
第1章 近現代イタリアにおける言語状況と言語政策の展開
第2章 イタリアにおけるplurilinguismoの歴史的変遷
第3章 トゥッリオ・デ・マウロの構想したplurilinguismo
第4章 民主的言語教育における複言語教育の実践
結論 民主的言語教育の教育的意義
付論 トゥッリオ・デ・マウロについて
付録 民主的言語教育のための10のテーゼ(Dieci tesi日本語訳)
著者等紹介
西島順子[ニシジマヨリコ]
立命館大学大学院言語教育情報研究科修士課程修了、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。専門は外国語教育、日本語教育、言語政策。同志社大学、同志社女子大学嘱託講師などを経て、大分大学教育マネジメント機構国際教育推進センター講師。2023年に第24回日本言語政策学会研究大会発表賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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