内容説明
読解授業の難しさを解決するヒントが満載！学習者の「つまずき」を解消するポイント＆教室活動を丁寧に解説。「読む力」と「考える力」を同時に育成する、優れた授業実践を紹介。誤読、文法の読解指導から反転授業、ピア・リーディングまでバリエーション豊かに収録。
目次
読解教育を考える
第１部 個別指導編（誤読の読解指導―誤読の仕組みとそれを減らすためのサポート；語彙の読解指導―学習者の語の読み誤りから考える、語彙力をつけるための指導法；文法の読解指導―文の構造をとらえるための読解指導；中国語母語話者の読解指導―漢字圏の学習者の困難点とその指導法；ベトナム語母語話者の読解指導―ベトナム語母語話者のメリットをフルに発揮する指導法）
第２部 教室活動編（反転授業による読解の教室活動―ＭＯＯＣｓを用いた読解実践；ピア・リーディングの教室活動―ＪＦＬ環境で学ぶ中級学習者が学術的文章を読む試み；多言語を母語とする読解の教室活動―協働学習による「多様な読解ストラテジー」の意識化；多読の教室活動―心理学の三つの理論をベースにした多読実践；ジグソー・リーディングの教室活動―「対話」を促す読解の試み；速読の教室活動：批判的思考を育てる読解授業のデザイン；学習主体型の読解の教室活動；教師がやってみせる「小説の宝探し」の授業実践）
