出版社内容情報
様々な談話分析の手法を紹介。代表的アプローチの特徴(レトリック・談話文法・発話行為・語用論・コミュニケーションの民俗誌)~応用(辞書編集など)。
内容説明
特定の立場に片寄らずに、談話分析の全貌を多角的に概説。キーワード、課題、参考文献の紹介、豊富な例文や、図表・写真・漫画などで学習の理解と発展を促す。談話分析の入門書として最適。
目次
第1部 基礎編 談話分析の前に(談話とは何か;ことばの構造;テクストとコンテクスト ほか)
第2部 方法編 代表的アプローチの特徴(レトリック―巧みに書く・話す;談話文法―結束性と情報構造;発話行為論―発話は行為である ほか)
第3部 応用編―さまざまな分野に役立てる(法言語学―シャーロック・ホームズの言語学;文体論―言語芸術の世界;辞書の中の談話辞―well、y’know ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
子音はC 母音はA
2
ディスコース分析の方法論を網羅する。言語学、哲学、心理学、社会学等で汎用性をもって使われてる様子がわかる。ただ、何回か読み直さないと習熟ができなそうだが、教科書として重宝できる。この本を手掛かりに文学なり映画なりを捌いて行こっと。 2014/07/14
まーれ
1
読みやすいので、おすすめです。2017/04/04
viola
1
色々会話分析関連を読んでみた結果、これが一番分かりやすいように思えます。全くの素人でも、少なくとも何となくは(笑)分かります。どうやら人気のある本のようですね~。2011/05/30
ahchan_plus
0
ディスコース分析だけに限らず、社会言語学、言語人類学等についてわかりやすくまとめてある。著者のおちゃめな性格(たぶん)が文章に垣間見える。笑2012/04/24