言語学と日本語教育―実用的言語理論の構築を目指して

言語学と日本語教育―実用的言語理論の構築を目指して

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  • サイズ A5判/ページ数 347p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874241684
  • NDC分類 801
  • Cコード C3081

出版社内容情報

1998年5月にサンフランシスコで開催された「三島登志子教授記念国際日本語実用言語学学会」における研究発表を編纂。牧野成一/久野日章ほか18の論文を掲載。

内容説明

本書は、1998年5月サンフランシスコ州立大学で開催した「三島登志子教授記念国際日本語実用言語学学会」における特別講演、および日米加の三か国から参加した言語学者の研究発表論文を中心に編纂したものである。

目次

語彙(音と意味の関係は日本語では有縁か―鼻音vs.口蓋音と文法形式のケーススタディ;世代とことばの選択;英語を母国語とする日本語学習者によるカタカナ語表記の習得に関する調査 ほか)
文法(丁寧/敬語表現―統語上の挿入における語用的機能;「文」再考―会話における「文」の特徴と日本語教育への提案;モダリティ理論の明確化を求めて ほか)
語用論(そうじゃないんじゃないんですか―自然談話をもとにした「じゃない」の研究;日本語における否定的返答とコンテクストについて;「もう」と「まだ」の意味―文副詞としての役割 ほか)