内容説明
1958年、筑豊を拠点にした「サークル村」は、九州‐山口の労働者を「表現」でつなげようとした…。この文化“革命”運動を担った3人を追い、日本の社会運動史上に出現したアポリアを虚心に読み解く。
目次
上野英信の基点
谷川雁の始点
森崎和江の原基
サークル村の磁場
森崎和江の筑豊
谷川雁の原点
大正行動隊と大正鉱業退職者同盟
森崎和江の旅
谷川雁の東京
上野英信の拠点
上野英信と松下竜一
上野英信と晴子
著者等紹介
新木安利[アラキヤストシ]
1949年、福岡県椎田町(現・築上町)に生まれる。北九州大学文学部英文科卒業。元図書館司書。1975年から『草の根通信』の発想を手伝う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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